『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』第8話 「第八章」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』第8話 「第八章」
  • American Horror Story: Roanoke Episode8 "Chapter 8"
『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』

※ネタバレしています。

マットを殺して絶望するシェルビーをドミニクは必死で励まそうとする。ポーク家で死を覚悟したリーは、フローラに残すメッセージの中で重大な告白をした。何とか脱出できたリーとオードリーは、幽霊の棲む家でマットとシェルビーの死体を見つけてショックを受ける。2人は映像を取り戻すためにポーク家に戻ることに決めた。 (FOXのエピソードより)
『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』第7話 「第七章」前回のあらすじと感想はこちら≫

あらすじと感想

ドミニクとシェルビーは逃げ出そうとする

本物のブッチャーに殺されてしまったアグネス。家をブッチャーたちに取り囲まれ、ドミニクとシェルビーは地下室のトンネルから逃げることに。シェルビーはマットの死体を見て動揺。トンネルにはチェン一家の幽霊がいて、襲ってくる。 トンネルから走ってくるチェン一家の幽霊が怖すぎ!今回、エドワードの幽霊は助けてくれないようです。

リーはポーク一家に拘束されていた

リーはポーク一家に捕らえられ、息子のジェサーに太ももの肉をスライスされてしまう。生きたままスライスされて食べられるなんて最悪。

母親はポーク一族の歴史について話す。 食料不足だった大恐慌時代、流れ者の労働者がポークの豚を盗んで食べてしまう。ポークは逆に盗人たちを食べることに。 母親が説明して、すする音にゾッとします。

リーはノースカロライナ州には死刑制度があると脅すが、警察は買収されて言いなりだった。

イカれた伝統が続いているポーク一家。 大麻で儲けてるみたいだし、警察を買収するお金があるならスーパーで豚肉買ってと思ってしまいました。

ジェサーはリーの耳を切り取り、ピクルスに。クリスマスプレゼントにもらうというジェサー。もうクリスマスじゃなくて、ハロウィン…。

テレビに出たかったというジェサーに、リーは助けてくれたら出演させてあげると約束するが、拒否。 ポーク一族で有名な キンケイド・ポークについて話す。

シカゴ万博で、キンケイド・ポークは解体後の豚の仮面をつけて、 ピギー・マンが誕生。 ザ・ブッチャーから発想したアイデアで人間を殺した続けたという。

ポーク家は3人兄弟ではなく、4人兄弟だったようですね。ポーク一族は代々常軌を逸しているよう。

ジェサーは痛みが和らぐようにドラッグをリーにやらせる。生きたままスライスするのは、冷蔵庫がなかった時代に肉を腐らせないためだった。肩肉とかフィレ肉とか、まるで食料の肉としか見ていないのが、おそろしい…。恐怖と疲れがジャーキーの味を良くするという母親。さらに、骨でスープまでも作るという。想像しただけで、気持ち悪くなりそうです。

シェルビーは自殺

一方、ドミニクとシェルビーはチェン一家の幽霊から逃げていた。ドミニクはドアに手を挟まれるが、なんとかキッチンに逃げる。シェルビーは豚人間に襲われ、包丁で反撃し、逃げる。逃げ出したシェルビーとドミニクは幽霊たちに取り囲まれ、シャンデリアが落下。シェルビーは脚をケガし、シェルビーとドミニクはバスルームに逃げ込む。

幽霊たちが大集合!まさに、お化け屋敷…。助かる方法はないのでしょうか。「クロアトアン」は効かない?

バスルームに逃げ込んだシェルビーは狂ったように笑いだし、愛するマットを殺してしまった罪悪感で包丁で首を切り、自殺してしまう。幽霊に殺されてしまうのではなく、自殺してしまうなんて。

リーは脱出

リーはジェサーに娘のフローラの写真を見せてほしいと頼む。リーの肩と太ももの傷がリアルで生々しいです。

リーは死を覚悟し、フローラにビデオでメッセージを残す。リーは娘を奪われないため、元夫のメイソンを殺したと告白する。

まさか、リーがメイソンを殺していたとは…。傷を隠してくれたり、痛みを感じないようにドラッグを分けてくれたり、ジェサーには少しは良心が残っていたようです。

ジェサーはまだ人を殺したことがないという。リーはジェサーを誘惑し、拘束を解かせ、反撃。起き上がろうとしたジェサーをナイフで刺し殺し、脱出する。

リーはオードリーを助け出す

オードリーとモナはポーク兄弟に拘束されたまま。ブラッドムーンは明日、満月になるという。ポーク兄弟は再現ドラマと現実を混同していた。

ブッチャーの犠牲者たちの歯をネックレスにして身につければ、幽霊に殺されないというポーク兄弟。その歯が割れてしまい、モナが歯を抜かれそうになるが、イスが壊れる。モナは反撃し、オードリーを置いて脱出する。

満月のブラッドムーンの時が、一番おそろしいことが起こりそうな予感。歯が幽霊に襲われないお守りになるのでしょうか…。

ポーク兄弟は逃げたモナを追いかける。 オードリーは母親に歯を抜かれてしまう。リーがオードリーを助けに。オードリーはイカれた母親の頭をハンマーでかち割る。

みんな異常な状態の中で、どんどん人殺しに変貌。

オードリーとリーはトンネルから家へ戻る。地下室で弟マットの死体を見つけたリーは泣き叫ぶ。 オードリーとリーは鎮痛剤を取りに部屋へ。薬を飲む水を取りにバスルームへ行くと、シェルビーの死体が。ドミニクはシェルビーがマットを殺して、自殺したと説明するが、リーもシェルビーも信じようとせず、ドミニクがやったと思い込む。ドミニクは部屋から追い出され、豚人間に惨殺される。

無実なのにドミニクが襲われると分かっていて、追い出したリー。気の毒なドミニク…。スピンオフの主役になる夢もついえることに。ドミニクの断末魔の叫びが響く中、オードリーはファンに向けてみんなにもっと素晴らしい演技を見せたかったとメッセージ。 命の危機なのに、テレビに固執するドミニクやオードリーは自己顕示欲が見え隠れするせいか、なんだか滑稽です。

ディランが現れる

朝まで生き延びられたリーとオードリー。2人はポークの農場に戻って、殺人の証拠であるビデオを回収することに決める。 玄関から外に出ようとドアを開けると、豚人間が立っていた。殴りかかるが、豚の仮面を外すとディランだった。

豚人間が現れたときは、ついにリーとオードリーも終わりかと。ディランって誰だろうと思ったら、再現ドラマでザ・ブッチャーの息子アンブローズを演じた俳優の名前だそう。

幽霊のせいではなく、ほとんど人間の仕業のせいで次々に死人が。 殺人に手を染めたリーとオードリー。 映像が残って放送されているということは、映像の回収には失敗したようですね。

生き残ったのは、リーとオードリー。ポーク兄弟に追われていたモナは生死不明。 残りはあと2話。生き残るのは誰なのか、呪われた家はどうなってしまうのか、結末が楽しみですね。

登場人物

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気になったセリフをPick Up

「ポーク一族じゃなきゃ人間じゃない。」
"If you ain't Polk... You ain't people."
ジェサーのセリフ

リーを食べようとするポーク一家のジェサーのセリフ。ポーク一家にとって、人間はもはや家畜同然ということが伝わってくるぞっとするセリフでした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ≫

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