- 『BONES (ボーンズ)-骨は語る-』シーズン12【ファイナルシーズン】 第1話「懐かしい狂気」
- "BONES" Season12 Episode1 "The Hope in the Horror"
※ネタバレしています。
簡単なあらすじと感想
操り人形事件
シーズン11の操り人形事件の続き。 ザックはブレナン博士を拉致。ザックは犯人ではないと否定するが、ジェファソニアン研究所の地下で逮捕される。 プロファイラーのカレンは ザックが解離性同一性障害 (Dissociative Identity Disorder ; DID)で、ザックも知らないもう一つの人格が事件を起こした可能性があると分析。ザックも捜査資料を見て、その説に納得して精神科病院の院長であるロシャン博士とともに精神病院へ戻る。
犯人が借りていた操り人形の店の隠し部屋には4人目の犠牲者と思われる下半身のない骨が。 その骨は古いもので、10代の男性で脊柱側彎症。ブレナンは下半身がないのは結合双生児の切り離し手術をしたからだと突き止める。 復顔して加齢させると、ロシャン博士にそっくり。犯人は切り離されたもう一人の性格をあわせもつロシャン博士だった。 ロシャン博士はザックを殺そうとするが、助けに来たブースがロシャン博士を射殺する。
ザックは犯人ではなかった
犯人はザックだとばかり思っていましたが、精神病院の院長のロシャン博士でした。 研究のためザックに会っていた被害者の精神科医だったフォークやプロファイラーのカレンもあやしく見えましたね。
プロファイラーのカレンは既婚者の上司がしつこく言い寄ってきたためカンザスシティ支局から戻ることに。その上司の名前はクロフォード。オーブリーもザックをレクター博士と呼んでいたからなのか、つい 『ハンニバル』の ジャック・クロフォードを思い出してしまいました。しつこく反撃したというカレン。いったい何をしたのでしょう…。
精神分析医ってちょっとイカれた人が多いと自覚なしで言っていたカレンがブレナンにしつこく付きまとったときには、てっきり犯人かと勘違い。
ザックは社会復帰?
ザックは身を守るためでも、人は殺せないと判明。そういえば、過去にザックと面談していたスイーツにも、 自分が手を下したわけではないと告白していたような…。
スイーツの死はザックにも影響を与えていたんですね。自傷行為でできたという頭の傷が痛々しいです。ジェファソニアンの地下にある金庫と骸骨が第3シーズンの食人鬼“ゴルモゴン”を思い起こさせます。ザックがゴルモゴンの弟子だと分かったときはかなりショックをうけました。
何年も前から病院を抜け出して、図書館のパソコンでブレナンやジャックたちのメールを盗み読みしていたザック。ブースは友人じゃないとバッサリ。結婚式の写真はブースの部分を破った後が…。メールを読まれていなくて安心するところのはずが、逆に友人扱いされていないブースがかわいそうに。
突き刺すんじゃないかとボールペンを握りしめるザックにハラハラ。結局、犯人ではなかったザック。10年前、ロビイストを殺害した事件を再捜査することになりそうですね。ザックが社会復帰できる日も近い?
このエピソードはブレナン博士を演じているエミリー・デシャネルが監督しています。 ついに『BONES (ボーンズ)-骨は語る-』はファイナルシーズン! どんな結末になるのか楽しみですね。
登場人物・キャスト
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捜査に関する専門用語など
今回の助手は… ウェンデル・ブレイ- グリセリンを探知するように爆発物探知機を再プログラミング、デジタル警察犬にして、ブレナンが使っていたグリセリン入りハンドローションを追跡。
- チオペンタールナトリウム ― 自白剤。
- 硫化ナトリウム、 水硫化カルシウム、 ジメチルアミン ― 皮をなめす。
- テトラサイクリン ― 抗生物質。8歳になる前に飲むと歯が変色。
- マルテンサイト系ステンレス鋼 ― 外科用ノコギリに使われている。
- プロポフォール ― 麻酔薬。
- スキサメトニウム ― 筋弛緩薬。ロシャン博士がザックに注射して殺そうとした。
気になったセリフをPick Up
「聞いたことがあるんだ。科学的には証明されてないけど 希望のおかげで治る場合もあるって。僕は希望を与えたかったんだ。でも、かえって苦しみを与えてしまったかもしれない。」"I have been told, although it has not been proven scientifically, that hope can sometimes have the power to heal. Hope is what I was trying to give you. But my fear is... all I've brought you is pain."
バンクロフト博士になりすましてジャックが再び歩けるように治療法を指示していたザックのセリフ。残酷にも歩ける可能性は1%未満だと言われてしまうジャック。痛みを感じ、回復を信じていたジャックには、つらい真実。希望が打ち砕かれてしまったジャックですが、「大丈夫だ。痛くないんだから」とアンジェラに言うシーンは胸が痛いですね。
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