海外ドラマに日本語も登場!? 「海外ドラマあるある」

海外ドラマあるある
海外ドラマを見ていると気になる共通点が。ほとんどアメリカ文化あるあるになってしまった気もしますが、「海外ドラマあるある」をまとめてみました。

単位が違って戸惑う

マイルやヤード 、フィートで距離を表すのでピンとこないことが…。1マイルは約1.6㎞。重さはオンス、ポンド表示。

気温も「華氏(FAHRENHEIT、略号:°F)」表示。 エアコンの温度や天気予報で「80度」と表示されていると、びっくり。ちなみに、80°Fはおよそ26.7℃になります。

映画『オズの魔法使』の主人公ドロシーの「やっぱりおうちが一番」"There’s no place like home."というセリフがよく引用される

おバカな人が3人揃うと「三ばか大将」”The Three Stooges”と言われる

「三ばか大将」とは昔のアメリカのコメディグループのこと。そのグループのコメディ番組名を指すことも。映画やテレビで放送され、大人気に。日本でも1960年代に放送されていました。

ウィリアム・ブレイクの詩がよく引用される

カエルとサソリの寓話がたびたび出てくる

「カエルとサソリの寓話」のあらすじ
川を渡りたいサソリがカエルに向こう岸まで乗せてくれないかと頼んだ。カエルはサソリを背に乗せたら、刺されて死んでしまうと断る。サソリは川を渡っている最中に刺してカエルが死んでしまったら、自分も溺れてしまうことになるから、刺しはしないとカエルに約束する。

しかし、カエルがサソリを乗せて川を泳いでいると、背中に激痛が。サソリがカエルを刺したのだ。カエルは死んでゆく中、自分も溺れ死ぬとわかっていながらなぜ刺したのか問う。サソリは、それが自分の性だから仕方がないと答えるのだった。

迷ったときは「どちらにしようかな」"Eeny, meeny, miny, moe (イーニー ミーニー マイニー モー)"で決める

一般的な『Eeny, meeny, miny, moe』の歌詞は

Eeny, meeny, miny, moe,
Catch a tiger by the toe.
If he hollers, let him go,
Eeny, meeny, miny, moe.
イーニー ミーニー マイニー モー
虎のつま先つかんで捕まえろ
虎が吠えたら放してやろう
イーニー ミーニー マイニー モー
子どもがかわいらしく選ぶシーンではなく、どちらをひどい目に遭わせるか(拷問するか)選ぶシーンでよく聞く気が…。『ウォーキング・デッド』シーズン6の最終話の「どちらにしようかな」はおそろし過ぎました…。

ウィジャボード"Ouija board"で霊と交信

ウィジャボードとは霊と交信する占いゲームの文字盤のこと。日本のこっくりさんのようなもの。

手術ゲーム(オペレーションゲーム)で対戦

「スクラブル」"Scrabble"で点数を競う

「スクラブル」"Scrabble"とは、単語を作成して得点を競うボードゲーム。

スクラブル

支払いは小切手

電話番号が○○○-555-xxxx

アメリカではいたずら電話を防ぐ目的で、映画やテレビ番組の中で使うための555で始まる架空の番号が電話局によって確保されているそう。日本では携帯電話の番号は090や080が最初につきますが、アメリカでは携帯電話の番号と固定電話の番号は同じで、見分けがつきません。

イギリスでは野球よりもクリケット

クリケット

緑色のスタンドライトをよく見かける

お金持ちはだいたいカントリークラブの会員

ニューヨークのセレブはハンプトンズに別荘を持っている

ピエロ恐怖症の人が多い

サバイバルドラマは最終的に人間が一番怖いということを見せつけられる

カルトにハマる

披露するときは、"Ta-dah!" タラー! と効果音をつける

"Ta-dah!"は日本語の「ジャジャーン!」と同じ。

登場人物のお母さんはたいてい強烈なキャラをしている

死んでいたはずの人が実は生きていた

ひどいことがあっても、パーティーの話のタネになると言う

会合やコンベンションに” hello my name is “のステッカーを貼って出席

 hello my name is のステッカー

クリスマスの時期に放送されたエピソードは感動的な話でほっこりするものが多い

スキットルでお酒を飲む

撃たれて海や川に落ちて死んだと思いきや死体があがらず生きている

走行中の車の側面にいきなり別の車が激突してくる

スーパーのレジでお会計をする前に、食べちゃう

ゴミ箱のような青いアメリカの郵便ポストがよく映る

新聞の自販機をよく見かける

新聞の自販機

新聞は庭に投げ込まれて配達される

マネークリップでお札を持ち歩く

バンカーズボックスで書類を保管。仕事をクビになったり 辞めたときは、デスクの荷物をまとめてバンカーズボックスに入れて、去っていく

バンカーズボックスと呼ぶのは、 銀行でよく使われていたからだそうです。 フェローズ社のものが有名。

リーガルパッドという黄色いメモ帳やレポート用紙を使う

夫婦、恋人同士はもちろん友達でも関係がこじれたら、カップル・セラピーに行く

受容の5段階の話が出る

  1. 否認 denial
  2. 怒り anger
  3. 取引 bargaining
  4. 抑うつ depression
  5. 受容 acceptance

バーなどでジュークボックスで曲をかける

気に入らない相手からもらった花は即ゴミ箱行き

社会保障番号”Social Security number”を盗まれて、なりすまし被害に遭う

ハグして、慰める

高い確率で登場人物に映画オタクがいる

たまに日本人が出てくるが、名字と名前が変で、両方名前か両方名字のことがある

一字だけ変とか、たまに惜しい時も。カタカナ表示で、漢字が想像つかない名字が出てくるときもあってびっくり。おかしな日本文化が出てきたりすると、えっ! と思いますが、アメリカではこんな風に思われているのかが分かって、おかしな日本描写もなかなか興味深いところ。 それに日本のことが出てくると、ちょっとうれしい気持ちになりますよね。

『リミットレス』シーズン1第8話「海賊船を追え」では、主人公のブライアンが日本語を覚えるシーンに続いて、海外でも人気のBABYMETALのギミチョコ!!という日本語の曲が流れてびっくりしました。

変な日本語のTシャツやタトゥー

日本の英語が書かれたTシャツも向こうの人から見たら、ひどいことになっているんでしょうね…。

日本語がそのまま英語になっていてびっくりする

  • sudoku : 数独
  • kawaii :可愛い
  • hikikomori :ひきこもり
  • karoshi :過労死
  • Sensei:先生
  • Daikon:ダイコン
などがそのまま英語として通じます。 hikikomori (ひきこもり)は『刑事ジョン・ルーサー』で、使われていました。 Sensei(先生)は武道の師匠を呼ぶのに、よく使われている気が…。 一番ビクッとしたのが、『クローザー』シーズン2第8話で"oyako-shinju"「親子心中」と言っていたこと。 親が、子を道連れにして死ぬという概念はアメリカにはないようです。

個人的な海外ドラマあるある

 個人的に海外ドラマを視聴していて、感じることををまとめてみました。

見覚えある脇役の人が増える

警察官と保安官の違いが調べてもよくわからない

カーボーイっぽい格好の人は保安官だとなんとなくわかりますが、警察のと違いは調べれば調べるほどわからなくなっていく…。
保安官

ロケ地に行きたくなるがお金と時間が許さないので、Googleマップで検索、ストリートビューで楽しむ

海外ドラマのサウンドトラックが日本のバラエティなどに流れて、あっ! となる

まるで関係ないドラマどうしを脳内で勝手にクロスオーバー

ずっと字幕版で見ていた海外ドラマの吹替版を見ると声の違いに驚くことがある

逆の場合はあんまり違和感を感じない気が…。でも、慣れてくると吹替版もいいもの。字幕版と吹替版の両方あると、どっちを見るのか迷うことに。英語の勉強のために字幕で見ようと思いながら、つい見るのが楽な吹替を見てしまいます。割合的には吹替版を見ることが多いかも…。

間が空きすぎて、前シーズンの内容をすっかり忘れてしまう

シーズン1はおもしろかったのに、シーズン2、3はイマイチな展開になり、脱落してしまう

寝る前に見るせいで、海外ドラマの設定で悪夢を見る

『デクスター 警察官は殺人鬼』を一気見していたときには、ビニールシートでグルグル巻きにされて殺される悪夢を見てしまいゾッとしました。

続きが気になって、つい次のエピソードまで見てしまい寝不足に

だいたいクリフハンガーで終わるため、次のシーズンが気になって仕方がない

見ている海外ドラマが打ち切りなったと知ると、やるせない気持ちになる

ちゃんとした形で終わるならまだしも、クリフハンガーで終わりになると本当につらいですね。伏線が回収されずに終わってしまうことも…。

打ち切られたと知らずに見たり、たとえ知っていても、最後がとんでもないクリフハンガーだと行き場のない宙に浮いた気持ちをどうしたらいいのか、しばらく放心状態に陥ることも…。

偏っているかもしれませんが、だいたいこんな感じでしょうか…。 もはや「あるある」じゃないのもありますが、結構まとめるのが大変でした。 「あるある」と思っていたたげるものから、そうでないものまでありそうですが、まだまだ探せばありそうな「海外ドラマあるある」。「海外ドラマあるある」を知れば、もっと海外ドラマを楽しめるかも !?
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