- 『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第22話「新たな挑戦」
- Quantico Season1 Episode22 "Yes"
もくじ
あらすじ
アレックスたちは卒業
20週間にもわたる研修も終わり、卒業式の前夜、最後の課題として貸し切りのバー「オールド・セトラー」でパーティーが開かれる。研修生たちは卒業前の最後の自由を味わう。
アレックスとライアンは卒業後、一緒にバカンスに行く予定だった。しかし、ライアンがワシントンD.C.行きを断って、テキサスの任務に就くことを黙っていた事を知り、アレックスとライアンはケンカになり、別れる。
シェルビーは卒業後、ケイレブがサンディエゴ支局の角部屋のオフィスを使い、アシスタントもつくような好待遇だと知る。シェルビーは妨害するため、クレアにケイレブがまたカルトに入っていたことを告げ口する。
卒業式の日、アレックスは研修用の服を返却を渋り、シャツを持ち帰る。リアムは卒業式の日の次の日にワシントンD.C.に行くことになっていた。
もくじに戻る黒幕リアムの行動
2015年7月。ミランダはシカゴの失敗でクビを恐れるリアムにクワンティコで働かないかと誘う。
リアムはアレックスのファイルを見て、目をつける。リアムは寮の部屋に隠しカメラを設置。研修生たちの会話をすべて聞いていた。
サイモンが駅の爆破計画を立てていることも把握し、サイモンの計画書を盗み撮り。さらに、プラスチック爆薬を盗み出す。
アレックスを部屋に呼び、スマホに細工。アレックスをハメるため、隣の部屋に爆薬や図面を置き、壁に穴をあけ、通り抜けられるようにしていた。リアムはアレックスの部屋から、カードキーと銃を盗む。
リアムはカードキーの利用を見られたグッドウィン捜査官を殺害。駅の地下に爆弾を仕掛ける。そして、リアムはアレックスの部屋に来たライアンを撃つ。
リアムは声を変えるソフトを使って脅したイライアスに、気絶したアレックスをバッグにいれ、ホテルの部屋に置かせる。リアムは爆発後、アレックスに銃を戻し、がれきの上に寝かせていた。
もくじに戻るアレックスはリアムが黒幕だと気づく
リアムが黒幕だと気づいて撃たれたミランダはリアムに拘束され、車のトランクに入れられる。FBIニューヨーク支局では行方が分からなくなったミランダを疑っていた。
そこに、リアムが登場し、ミランダを見つけ出せと指示を出す。リアムはミランダの動機は女性だからという理由で昇進の機会を奪われ、FBIに失望したからだと話し、爆破でトップの連中を排除して、自分の理想のFBIにするためだと語る。
ミランダの自宅を調べたライアンは隠しカメラを見つける。ミランダが黒幕ならそんなことをする理由がない。そして、ミランダのスケジュールと黒幕ボイスの行動はかみ合わなかった。
副大統領候補のクレアはニュースに出演し、アレックスが英雄だと称えていた。
ミランダは車のトランクを蹴り、車内にあったスマホから電話をかけようとするが、リアムが現れ、ミランダは頭を殴られ気絶させられる。リアムのシャツにはミランダの血が。ライアンは不審に思い、リアムに近づくが殴られてしまう。
帰ってこないライアンを心配していると、アレックスはリアムがいないことに気づく。アレックスがリアムのアパートを調べていると、リアムの娘ルイーサと鉢合わせる。ルイーサによるとリアムはワシントンD.C.にいるはずだという。アレックスがリアムがクワンティコに向かったと気づく。
もくじに戻るサイモンが犠牲に
クワンティコではちょうど卒業式が開かれていた。核爆弾が仕掛けられていると考えられるのは、卒業式の会場か、寮。アレックスとレイナは寮、サイモンとニマは卒業式の会場、シェルビーとケイレブは監視システムを見て、リアムを捜す。
アレックスとレイナは縛られているミランダとライアンを発見。アレックスとライアンは二手に分かれてリアムを追い詰めようとするが、ライアンがリアムに捕まってしまう。
リアムは国が滅ぼされる前にFBIというガン細胞をつぶすためだと動機を語る。リアムはFBIアカデミー卒業後すぐオマハの事件に直面し、FBIの組織の腐敗、卑劣な手口、人に死に対する冷淡さに失望。アレックスの父親マイケルはオマハの真相を打ち明けようとするもクレイトンに許されず苦悩していた。
リアムは父親を殺した罰を受けていないアレックスが身代わりになるのは運命だと語り、マイケルが望んでいたFBIの改革をはじめられたと話す。
リアムは自分についてこなかったライアンを責め、アレックスに銃を向ける。アレックスはリアムの頭を撃ち抜く。ライアンもリアムの銃を奪い、撃つ。リアムは死亡するが、核爆弾は見つからない。
なんとか核爆弾を見つけるが、解除は不可能で、爆発までの時間もわずかだった。被害を最小限にとどめるため話し合っていると、サイモンが核爆弾を持って消えていた。サイモンは爆弾作りを手伝った罪悪感にさいなまれ、自分が爆弾を止めなければと思っていた。
サイモンは車に核爆弾を乗せて走り去り、電話でアレックスやレイナと別れの言葉を交わす。サイモンは車ごと橋から川へダイブ。サイモンが犠牲になり、水中で爆発させることで被害をおさえたのだった。
もくじに戻るアレックスはCIAにリクルートされる
サイモンの葬儀。ウィルは放射線障害の後遺症が残っていたが、CIAからは解放されていた。ミランダはFBIの副長官になり、シェルビーをFBI捜査官に復帰させる。
副大統領になったクレアもサイモンの葬儀に出席。アレックスはクレアが飲んでもいない血圧の薬をリアムがすり替えさせたのはなぜなのか、問い詰める。クレアは有権者に自分の政策をアピールするためリアムと共謀して爆弾騒ぎを起こし、選挙に勝とうと企てていた。
当初の計画では、アレックスと核爆弾を取り押さえ、アレックスをテロリストとして刑務所送りにして、リアムとクレアでFBIを立て直すはずだった。しかし、クレアが会見でアレックスを英雄と呼んだことで、リアムは裏切られたと感じ、暴走。
クレアは証拠がないと言うが、ケイレブが話をすべて聞いていた。アレックスは犠牲になった人々の魂と自分たちが見ているとクレアを牽制する。
アレックスはFBIを解雇され、オークランドの実家に帰ることに。ライアンは有給休暇が残っているからと、アレックスを旅行に誘う。
2か月後、オークランドの実家に戻っていたアレックスはジョギング中、車に乗るように言われる。CIAのマシュー・キーズはアレックスに仕事をオファー。ライアンから電話がかかる中、決断を迫る。アレックスは答えようと口を開く。
もくじに戻るドラマの中で流れた曲
- "Digging In the Dirt" -Peter Gabriel
- Miracle Mile" -Cold War Kids
- "Pierre" -Ryn Weaver
- "You Are So Beautiful" -Joe Cocker
- "Sideways" -Wrabel
- "When I Think About You" -Say Hi
- "Requiem in D Minor, K. 626: VII. Lacrimosa" -Wolfgang Amadeus Mozart
- "Mirrorball" -Peter Gabriel
登場人物
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もくじに戻る感想
サイモン!!! 犠牲になったのはサイモンでした。個人的には一番好きなキャラクターだったのに、ショック…。生き残ってシーズン2にも出てほしかった。
黒幕だったリアムの行動は冒頭ですべてが明らかに。動機はFBIの腐敗を正すため。アレックスを退学させようとしたのも、身代わりにする動機づくりのためと判明。
FBIのモットーであるFidelity(忠誠)、Bravery(勇気)、Integrity(高潔)が卒業式のスピーチをしているリアムの後ろに掲げられているのも皮肉でした。爆弾探しのときに流れたモーツァルトのレクイエムがなんとも不気味。
ケイレブが読んでいた雑誌の表紙がHiroshima(広島)、Nagasaki(長崎)、Quantico(クワンティコ)に。
CIAにリクルートされたアレックス。英題の"Yes"の通り、アレックスは"Yes"と答えたと思われますが、CIAのオファーにも魂胆があるのでしょうか?
ちなみにアレックスをCIAにリクルートしたマシュー・キーズを演じているのは、『リベンジ』でコンラッド・クレイソン役だったヘンリー・ツェニー。
シーズン1はこれで終わり。アメリカでは2016年9月からシーズン2が放送中。CIAに移ったアレックスを見るのが楽しみですね。 ちょっと気になるのが、ドラマの舞台がCIAにかわっても題名はクワンティコのまま ?
黒幕がわかるまで、引き延ばした感じは否めませんが、なかなか面白かったですね。シーズン1 全22話はさすがに長かった。 それにしても、人がどんどん死んでいきましたね。イライアスにナタリー、ドリュー、リアム、サイモン…。 シーズン2はどんな展開になるのか、放送されるのが楽しみです。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「覚えといて、あなたがどこで何をしてようと犠牲になった人たちの魂がいつも見てるから。私たちもね」"Just remember this... No matter where you are or what you do, all the souls of the lives that you cost will be watching you, and so will we."
テロに関わりながらも、副大統領になったクレアを牽制したアレックスのセリフ。リアムは単独犯だと思っていたら、なんとクレアも共謀していたことにはびっくり。でも、これが表沙汰になることはなさそうです…。
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