- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第6話(通算16話)「選べない選択」
- The Musketeers Season2 Episode6 "Through a Glass Darkly"
あらすじ
マルミオンはコイントスで人々の運命を決めようとする
占星術師のマルミオンはシャティヨンの古い城塞に日食を観察するカメラ・オブスキュラを作り、国王たちを招待する。
アトスは国王の愛人となったミレディを見るに堪えず、兵舎に戻る。
日食を観測後、マルミオンは国王たちを武器で制圧。アラミスは女性と王太子を解放を要求するが、マルミオンに窓から突き落とされてしまう。
ポルトスとロシュフォールは地下に連れていかれ、鎖でつながれる。
マルミオンはコイントスで命を賭けたゲームをしようと言い出す。ミレディはゲームに乗り、正解したミレディは解放される。ミレディは助けを呼びに兵舎へ。アトスとトレヴィルに事情を説明する。
マルミオンは王妃と王太子、取り巻きたちを別々の部屋に入れ、国王に1番の部屋か2番の部屋か選べと迫る。国王は1を選び、取り巻きたちが殺される。
もくじに戻るマルミオンの家族は飢え死にしていた
マルミオンはなぜつらい選択をさせるのか話はじめる。マルミオンの故郷 ジェルブロワという村でペストが流行。感染防止のため国王の命令で村は封鎖され、逃げ出そうとする者は撃ち殺された。
ペストは終息したが、食糧が届かず、村人たちは飢え死にする。マルミオンの妻と息子二人も飢えで亡くなっていた。マルミオンは少ない食べ物を誰に与えるか選ばなければならなかった苦しみを訴える。マルミオンはコインで誰に食べ物を与えるのか決めていた。
マルミオンは国王に同じ苦しみを味わわせようと考えていた。
もくじに戻る銃士たちが助けにくる
ミレディとアトス、トレヴィルは城塞に侵入。ポルトスは肩を脱臼するが、ロシュフォールが壁のフックを取り、脱出する。アラミスは窓の下に張ってあったテントのおかげで助かっていた。アラミスは見張りを倒し、王妃たちを助け出す。
マルミオンの弟 ロベールは十分自分たちへの仕打ちを理解させたのだから手を引こうと説得するが、マルミオンは聞こうとしない。
マルミオンはコンスタンスをゲームに参加させる。コイントスの結果、コンスタンスは殺されることになってしまう。ダルタニアンはコンスタンスの代わりに命を差し出すが、兄を止めようとしたロベールが撃たれて死んでしまう。
ダルタニアンは国王が死ぬか全員解放かコインで決めようと提案。コインの結果は、国王の死。しかし、銃士たちが助けにやってきて国王の命は助かる。
ロシュフォールは逃げたマルミオンを射殺し、英雄になる。国王は自分の命を賭けに使ったダルタニアンと見捨てたミレディを非難。ミレディはルーブル宮殿から追い出されることになるが、アトスはそんなミレディを少し見直すのだった。
コンスタンスは一緒に生きていきたいとダルタニアンに告白し、キスをする。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
日食の時にとんでもない事件が発生。命を賭けたゲームとは恐ろしい。鳥のくちばしのようなマスクでペスト医師の格好をした手下たちは不気味でしたね。
国王に捨てられてしまったミレディですが、これからどうするのか気になりますね。
アラミスはマルグリットに王妃や王太子との関係に感づかれてしまったようです。ロシュフォールに暴露されたら大変なことに。
ロシュフォールは王妃に愛されていると思い込んでいるよう。相手を知らないポルトスはロマンチックだと言っていましたが、客観的にみたら一方的なストーカーだと思うのですが…。
「今のはケガをした雄牛かポルトスだな。"That was either a wounded bull... or Porthos." 」とアトスに言われてしまうポルトスの叫び声。これには笑ってしまいました。 コンスタンスはついにダルタニアンと生きていく決心をしたようですが、これからが大変そう。
次回も何が起こるのか楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「私もかつて強いられた。選べない選択を。1人を生かし、1人を死なす。」"I had to make choices once. Impossible choices. Life for one, death for another."
マルミオンのセリフ。命を賭けたゲームはかつて自分が迫られた悲しい選択にまつわるものでした…。
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