- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第5話(通算15話)「嘆きの領主」
- The Musketeers Season2 Episode5 "The Return"
あらすじ
アトスは村に連れ戻される
アトスは領地であるピノン村に拉致され、村人たちに助けを求められる。アトスは村人たちの助けを訴える手紙を無視し、領地や領民をほったらかしにしていた。
ルナール男爵はアトスの領地を息子のエドモンのものにしようと村人たちに嫌がらせをしていた。ミレディのこともあり、過去を忘れたいアトスは領民を助ける気はなかった。
銃士たちは手紙から、いなくなったアトスがピノン村にいることを突き止める。
ラ・フェール伯爵であるアトスはルナール男爵に爵位を放棄すると宣言。ルナール男爵は爵位を捨てたアトスは小作人同様だといい、アトスを見せしめに処罰しようとつるしあげる。
カトリーヌはアトスがつるされた縄を銃で撃ち、助ける。ルナール男爵は銃士たちが来たことを知り、宿屋の主人ベルトランの娘 ジャンヌをさらって、引き上げる。
カトリーヌはアトスの許婚だったがアトスがミレディと結婚したため、死んだ弟のトマスの婚約者になっていた。アトスはミレディが弟のトマスを殺したときのことを思い出す。カトリーヌは狩りをして、アトスの屋敷の使用人部屋に住んでいた。
もくじに戻るルナールと戦う村人たち
ポルトスとアラミスはルナールの狩猟小屋にさらわれたジャンヌを助けに向かう。ふたりは酒盛りをしているルナールの隙をついて、ジャンヌを助け出す。
トレヴィルは戦いのために武器を集めるが、鳥さえ追い払えないほどだった。
アトスは考えを改め、領民たちの力になると決める。アトスは屋敷の武器庫にある銃や剣、火薬を提供する。
ルナールと戦うことを決めた村人たちは銃士たちから訓練をうけて、戦い方を教わる。
トレヴィルはバリケードを築き、敵が一か所からしか攻撃できないようにする。カトリーヌも参戦し、村人たちはトレヴィルの指揮で戦う。
ルナールは息子のエドモンに領地を譲れば、領民の命は助けると交渉にやってくる。しかし、アトスは土地は小作人たちに譲ったと話す。怒ったルナールは村人を皆殺しにすると言って攻めてくる。
カトリーヌはアトスが自分にすべての土地を譲るつもりだと思っていたため、動揺。母のものだった首飾りを引きちぎる。
地雷の効果もあり、村人たちが優勢に。アトスはエドモンと戦い、エドモンを倒す。そこに、カトリーヌが現れ、アトスに銃を向ける。カトリーヌは未来を奪ったミレディが生きていることを知り、ミレディを殺すと言い出す。
エドモンは隠し持っていたナイフでアトスを刺そうとするが、カトリーヌが撃った銃弾に当たり、死亡。逃げたカトリーヌはトマスの銃を二丁 身に着ける。
アトスは宿屋の主人のベルトランに書面を渡し、村長を任せる。村人たちは並んで銃士たちを見送るのだった。
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もくじに戻る感想
今回は『七人の侍』のオマージュ。西部劇っぽいのも、かっこよかったですね。
酒におぼれているせいか、拉致するのも簡単だったアトス。ミレディを引きずりすぎ…。もういい加減忘れなよと助言したくなってしまうほど、見ていて痛々しい…。
自分たちのものになった土地を自分たちの手で守り抜こうと団結する村人たちは力強かったですね。銃士たちを見ていた少年は将来、銃士を目指すことになるのでしょうか…。
そして、カトリーヌはミレディを殺しに向かうつもりなのでしょうか?
次回も何が起こるのか楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「戦争には2つ選択肢がある。 それなりの条件で和解を図るか、戦い抜くか。」"In any war, you have two choices. You can sue for peace on the best terms you can get. Or you can fight."
村人に話したトレヴィルのセリフ。隊長ではなくなっても、人々を指揮して まとめる力のあるトレヴィル隊長でした。
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