『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第3話 「知恵比べ」 ネタバレ注意!

  • 『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第3話 「知恵比べ」
  • Battle Creek Season1 Episode3 "Heirlooms"
第2話 「甘い罠」 前回のあらすじはこちら
バトル・クリーク 格差警察署
ネタバレ注意!

あらすじ

手がかりのラブラドールを捜索

30歳のドナ・トーマスというウエイトレスが自宅で刺殺される。

強盗目的かと思われたが、引き出しの2000ドルは手つかずのままだった。

ミルトがマイクロX線蛍光 分光 分析法を使って、床に犬の鼻の跡を発見。他の指紋はきれいに拭き取られていた。鼻のしわも指紋と同じように、それぞれ違う。犬の飼い主が事件に関与していると考え、犬の捜索を開始する。DNAから犬はイエローのラブラドールと判明する。

ミルトは軍にいたこともある優秀な捜査犬フレイザーを、ラスはバトル・クリーク市警の警察犬のクッキーを引き連れラブラドールを探す。ミルトとラスはどちらの犬が早くラブラドールを見つけられるか賭ける。

しかし、クッキーは落ちていたフライドチキンを見つけただけ。

ラスは動物病院でラブラドールの飼い犬リストを入手。クッキーを連れずに、一人でラブラドールをさがすことに。ラスは偶然「ハイライフ・ハンバーガー」の店先に血の付いたラブラドールがつながれているのを見つける。そこに一足遅くフレイザーが。ラスはクッキーが見つけたとウソをつき、ミルトは賭けに負ける。

ラスは「ハイライフ・ハンバーガー」店内の男子トイレの鍵がないことから、ラブラドールの飼い主は男子トイレにいると推理。トイレにいたのはマックスという男の子だった。

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マイルズ・ホワイトホールが犯人だと思われたが・・・

ドナはマックスの生みの親で、毎週火曜日にマックスはひそかにドナと会っていた。

ラブラドールを連れたマックスはドナの遺体を発見。しかし、育ての母であるドナの姉に秘密で会っていたため、通報できなかったと話す。ドナは以前ドラッグにはまり、売春をしていた。

マックスはドナと会うとき、いつもは男性が部屋にいたと証言。

ドナのパソコンのスケジュール帳から、ドナはアルコール依存症の会に出ていたことが判明。そこの壁に飾ってある写真の男性がドナの部屋にいたとマックスは指さす。

その男性は、資産家のマイルズ・ホワイトホールだった。

ドナが働いていたダイナーに来て、チップをはずんでいた常連客もマイルズ・ホワイトホールだと判明。マイルズ・ホワイトホールが犯人かと思われたが、マイルズ・ホワイトホールはドナが殺されるまえに心臓発作で死んでいた。

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事件の真相

マイルズ・ホワイトホールの死は毒殺かと思われたが、解剖の結果 自然死だった。

ドナは実はマイルズ・ホワイトホールの娘だったことがわかる。

マイルズ・ホワイトホールの遺言状には「全財産を子供たちに 遺贈する」と書かれていた。異母兄弟のドナの存在が邪魔になったマイルズ・ホワイトホールの娘エレノアと息子ロバート はドナを殺害。財産の取り分を3分の1から2分の1にしようとした。

取り調べで、エレノアとロバートは殺害を否定。ラスは服には返り血が付いているはずだと指摘。必ず返り血の付いている服を見つけ出して、逮捕すると宣言。

服を処分していなかった二人は屋敷に戻ると、暖炉で犯行時に来ていた服や靴を燃やしていた。陪審員はドナ殺害の証拠隠滅のために服を燃やしたと判断するとラスはエレノアとロバートを追い詰める。

引き出しの2000ドルは息子のマックスのためにドナが貯金していたお金だった。マックスは祖父のマイルズ・ホワイトホールの遺産 全額4200万ドルを相続することに。

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ラスは何とかしてミルトの心を開かせようと画策

ラスはミルトがなぜ田舎のバトル・クリークに来たのか聞き出そうと、ウソの身の上話をしてミルトの心を開かせようとする。しかし、ミルトはラスを調査済みで、作り話だとバレていた。

ラスは最近ホリーが外にランチに出かけたり、おしゃれをして早退することが気になっていた。ホリーが他の男とデートしていると疑って、ラスが嫉妬しているとミルトは指摘。ラスはホリーが好きだと認めるが、同僚で倫理的に付き合うことは許されないと話す。

ラスが素直にホリーへの気持ちを打ち明けたので、ミルトは2001年の9.11のときニューヨークのFBIにいたことを告白。しかし、ミルトがFBIに入ったのは2003年。9.11の話はウソだった。

ホリーはデートではなく、ロースクールの面接のために出かけているだけだとわかる。

ラスはミルトがウソが上手く、案外面白いヤツかもしれないと思い始める。

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登場人物

ラッセル・アグニュー(通称:ラス)
バトル・クリーク市警の昔かたぎの刑事。ミルトの相棒に指名される。
ミルトン・チェンバレン (通称:ミルト)
FBIのデトロイト支局からバトル・クリークの出張所に移動してきたFBI特別捜査官。ハンサムでハイテクを駆使し、捜査。何もかも完璧にこなす。
フォンタネル・ホワイト (通称:フォント)
バトル・クリーク市警の刑事。ラスと相棒だった。
グゼヴィッチ刑事課長
バトル・クリーク刑事課をまとめるボス。
アーロン・ファンクハウザー
バトル・クリーク市警の刑事。
エリン・ ジェイコックス (通称:E)
バトル・クリーク市警の刑事。
二ブレット
バトル・クリーク市警の刑事。トウモロコシのような歯をしている。
ホリー・デイル
バトル・クリーク市警で総務を担当している。
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オープニング曲

  • Lost to be found by Brandon Calhoon

感想

犬の鼻のしわから始まった捜査。捜査犬の実力の違いまで明らかになってしまうのが、悲しい。警察犬クッキーはラスを振り回した挙句、フライドチキンの箱に行きつく・・・。

ラスは犬に襲われることが多いですね。前回は番犬に噛まれて、今回はトランポリンで脱出!!犬から必死で逃げるさまに爆笑。

今回の犯行は遺産目的。強欲なきょうだいが遺産をドナに渡すまいとした末の犯行でした。3分の1でも十分 大金なのに・・・。最後は孫のマックスにすべての遺産が渡ることになってよかったですね。しかも、ドナは以前のようにドラッグや売春にも走らず、真面目に暮らしていたこともわかりました。

ラスとミルトは依然として腹をさぐりあっています。ラスはどうしてもミルトがなぜ田舎町のバトル・クリークに来たか知りたくてたまらないようですね。そのためにミルトと友達になろうとしますが、ミルトはラスが友人になることに興味はないとバッサリ分析。

ミルトはラスの過去を調査済み。何があって今みたいにゆがんだのか知りたくて調査したって・・・。本人に向かってそんなこと言うなんて。

ラスもミルトもウソの話で相手を牽制。ミルトはだたの聖人君子というわけではなさそう。ラスにもミルトにも後ろ暗い過去がありそうです。

次回は二人がどんな対決をするかも楽しみですね。

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気になったセリフをPick Up

  • 「まず第一にミルトは俺よりウソがうまい。第二に俺が思っていた以上に面白いヤツなのかもしれない」

    "The first one being, he's a better liar than I am. And secondly... he quite possibly could be more interesting than I thought." ラスのセリフ 9.11の話がウソだと気づいたラスのセリフ。ミルトを嫌っていたラスですが、少しづつ距離が近づいているようです。しかし、ミルトの過去は謎のまま・・・。
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