バトル・クリーク 格差警察署シーズン1第2話 「甘い罠」 ネタバレ注意!

  • 『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第2話 「甘い罠」
  • Battle Creek Season1 Episode2 "Syruptitious"
前回 『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第1話 「イケメンが街にやって来た」のあらすじはこちら
バトル・クリーク 格差警察署
ネタバレ注意!

あらすじ

森の中で男性の遺体が発見される

ハンターが森で死体を発見したと通報があり、大雨の中 ラスとフォントは現場へ。グゼヴィッチ刑事課長にミルトの協力を要請するように言われるが、ラスは無視。ミルトはタブレットの反射でラスとフォントの様子を見ていた。

ミルトはグゼヴィッチ刑事課長に場所を聞き、現場に合流。途中で被害者のエンストした車も発見し、被害者の名前はエディ・フロスだと判明する。エディ・フロスの遺体には後頭部に小さな傷があるだけだった。ラスは口の中に細かい白い泡があることから死因は溺死だと断定する。

検視の結果、エディの肺からメープルシロップが見つかり、エディはメープルシロップで溺れ死んだことがわかる。

フォントは片頭痛の前兆である閃輝暗点(せんきあんてん)が起こり、薬をもらいに行くことに。

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フォントは薬局でニセモノをつかまされる

フォントは薬局に医療用大麻を処方してもらうが、ニセモノで片頭痛に効き目なし。

フォントは検査結果でニセモノだと判明したと薬局の店主を問い詰める。しかし、店主は検査したものがうちで買ったものだと証明できないと反論してくる。

フォントはタレこみ屋のテディに薬局の医療用大麻を買わせ、ニセモノだという証拠を得ようとする。しかし、テディが買ったものは本物だった。薬局の店主はバレないように20回に1度ほどニセモノを売って、横流しして儲けていた。

フォントはミルトの協力を得て、なんとか薬局の店主を捕まえようとする。ミシガン州では合法でも、アメリカ合衆国の連邦法では大麻は違法。FBI捜査官のミルトは連邦法で、薬局の大麻を全て押収しようとするが、店主はそんなことをしたら暴動が起きると警告。

ミルトも仕方なく引き下がる。その時、フォントは店内で流れている映画に気づく。映画の最初には個人の鑑賞以外の無許可の上映は禁止という警告が。無許可の上映は連邦法違反。フォントはついに薬局の店主を追い詰めることに成功する。

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メープルシロップ・カルテルが捜査線上に

片頭痛で体調の悪いフォントのかわりに、ラスはミルトと組むことに。

ラスとミルトは亡くなったエディの妻 ネイサとネイサの父親に話を聞く。そして、二ブレットとファンクハウザーはエディが最後にクレジットカードを使ったエメットのレストランに聞き込みに。

聞き込みの結果、エディはメープルシロップを製造し、メープルシロップのカルテルに対抗していた。エメットはカルテルの嫌がらせに屈し、エディのメープルシロップではなく、カルテルのメープルシロップを仕入れることを決定。怒ったエディはエメットを殴っていた。

エメットはエディに殴られた傷をERで治療しており、アリバイがあった。

エメットとネイサはメープルシロップのカルテルのボス フリオ・マクファーランドが犯人に違いないと証言する。

ミルトは早速ウォルターズ判事に令状を出すように頼むが、マクファーランドは町の有力者のため証拠が薄いと断られてしまう。

ラスとミルトはマクファーランドの倉庫を張り込み。ラスは倉庫に侵入し、証拠をつかもうとするが、番犬に襲われ脚を噛まれてしまう。

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メープルシロップ・カルテルを捜査するため おとり捜査をすることに

ラスはマクファーランドの令状を取るために、おとり捜査を提案。ミルトも賛成。

バーモント州から来た新参者のメープルシロップ卸業者を装い、安く売ってマクファーランドのシマを荒らす。そして、マクファーランドが報復してこれば令状が取れる。

メープルシロップ卸業者を装うためにネイサの父親から製糖所を借り、FBIの財力で買った最新の機材でメープルシロップを精製。

ラスとミルトは客足の少ないカルテルの低品質のメープルシロップを出すレストランに純度100%の高品質のメープルシロップを売り込む。

取引が成立し、メープルシロップが入ったドラム缶をレストランに運びこんでいると、目出し帽をかぶった男がドラム缶に発砲。車で走り去る。ラスはその車のナンバープレートを見ていた。

マクファーランドへの令状が出て、倉庫を捜索するが、ウォルターズ判事が情報を漏らしていた。マクファーランドは銃を発砲したラリーを連れ、警察に来ていた。マクファーランドとラリーはエディ殺害の関与を否定。エディの肺にあったメープルシロップもマクファーランドの倉庫にあったものとは一致しなかった。

釈放されたラリーに勝手に接触したラスは停職になってしまう。

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事件の真相

総務のホリーはエディの妻 ネイサに夫の結婚指輪を返して欲しいと頼まれる。

再び訪れたネイサはホリーの前で号泣。ホリーはネイサがイエロー系のコンシーラーを使ってアザを隠していることに気づく。

ホリーはアザを隠すメイクが上手いことからネイサは長年にわたりエディから暴力を受けていたと確信する。エディの結婚指輪は銀製細工で特徴的な模様があった。ネイサのアザの模様と一致すれば、暴力を受けていた証拠になるが、ホリーは結婚指輪をネイサに返してしまっていた。

それを聞いた停職中のラスはネイサの医療記録を調べ、ケガが多すぎることをミルトに報告。ネイサがエディからDVを受けていたことを知らせる。ミルトは停職中のラスをコンサルタントとして雇うことに。

エディのメープルシロップ製糖所を訪れたミルトとラスは、エディが自分のメープルシロップのタンクで溺れたことをネイサに指摘する。

酒に酔って殴ってきたエディをネイサは棚にあったもので殴り返し、エディはメープルシロップのタンクに落ちた。反撃を怖れて、頭を押さえつけたのではとネイサを問い詰める。ネイサは罪を認めるが、ネイサの父親がやったのは自分だと自白。

二人とも自白し、どちらが犯人かわからない中、グゼヴィッチ刑事課長は娘を守る父親の気持ちをくんで、父親がやったことにする。

高校で8人の車のヘッドライトが盗まれたという通報が入る。復帰したラスはまたミルトには知らせずに現場へ向かおうとするが、ミルトはタブレットの反射で様子を見ていた。

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登場人物

ラッセル・アグニュー(通称:ラス)
バトル・クリーク市警の昔かたぎの刑事。ミルトの相棒に指名される。
ミルトン・チェンバレン (通称:ミルト)
FBIのデトロイト支局からバトル・クリークの出張所に移動してきたFBI特別捜査官。ハンサムでハイテクを駆使し、捜査。何もかも完璧にこなす。
フォンタネル・ホワイト (通称:フォント)
バトル・クリーク市警の刑事。ラスと相棒だった。
グゼヴィッチ刑事課長
バトル・クリーク刑事課をまとめるボス。
アーロン・ファンクハウザー
バトル・クリーク市警の刑事。
エリン・ ジェイコックス (通称:E)
バトル・クリーク市警の刑事。
二ブレット
バトル・クリーク市警の刑事。トウモロコシのような歯をしている。
ホリー・デイル
バトル・クリーク市警で総務を担当している。
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オープニング曲

  • Lost to be found by Brandon Calhoon

ドラマの中で流れた曲

  • ラスとミルトがメープルシロップを製造しているときに流れていた曲
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感想

メープルシロップで溺死したという なんとも奇妙な事件。ミシガン州はメープルシロップの産地としても有名だそう。メープルシロップといえばカナダのイメージですが、ミシガン州はカナダのお隣と言われれば納得です。

それにしても、メープルシロップのカルテルとかメープルシロップがまるでドラッグのように扱われるのがおもしろかったですね。医療用大麻は合法で薬局で堂々と売っているのに、メープルシロップは闇でコソコソ売るなんて…。

純度100%、最高級で混ぜ物なし。これだけ聞いたらメープルシロップのことじゃないみたい。ミルトのメガネをかけた変装も浮きまくって違和感が…。

闇のメープルシロップの取引で、胸元から銃を取り出すと思いきや まさかのクレープ !! メープルシロップの味見のためにクレープ持参って、もう笑うしかありません。

エディの死はメープルシロップ・カルテルの仕業かと思われましたが、二ブレットが最初に推測したように奥さんが犯人でした。結婚指輪を返してしまったのは残念でしたが、アザを隠していることにホリーが気づいたのはお手柄でしたね。

しかし、結局 妻のネイサが犯人だったのか、ネイサの父親が犯人だったのかはわかりませんでした。最終的には父親を逮捕し、起訴することに決定。

ラスはなぜミルトがバトル・クリークに飛ばされてきたのか話すまでは信用できないと言い、ミルトはラスは人を疑いすぎるからセラピーを受けたほうがいいと反撃。 まだまだこの二人が仲良くなるのは無理そうです。 次回も二人がどんな事件を解決していくのか楽しみですね。

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気になったセリフをPick Up

  • 「もちろん真実は大事だ。だが、正義のほうが上だ」
    " She cares deeply about the truth. But she cares even more about justice." ラスのセリフ グゼヴィッチ刑事課長が父親が犯人だと決めたときに言ったラスのセリフ。
『バトル・クリーク 格差警察署』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ
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