- 『リベンジ』シーズン4 第19話 「激白」
- Revenge Season4 Episode19 "Exposure"
あらすじ
ノーランはデータが盗まれたことに気付く
エミリーは自分がアマンダ・クラークだと公表。父 デヴィッドの汚名をそそぐために身元を偽っていたと告白する。
恋人のベンは相談もなくアマンダだと勝手に公表したことに怒る。
トム・キングズリーはエミリー(アマンダ)が自分を破滅させたことを突き止める。そして、他にアマンダに破滅させられた人たちに連絡し、仕返しをしようと企んでいた。デヴィッドは娘に手を出したら命はないと脅して、手を引かせる。
ノーランがエミリーの正体についてもウソをついていたと知って、ルイーズはヴィクトリアに協力。ルイーズは転落死したライマンが盗んだUSBメモリを崖下から見つけ出す。
ヴィクトリアはUSBメモリのデータをハッカーに解読させて、アマンダの犯罪の証拠をつかむ。
ノーランはパソコンから証拠のデータを削除。離婚手続きの書類を持ってきたルイーズはそのパソコンを見て、ノーランは秘密だらけだと責める。ピンときたノーランはパソコンをスキャン。データがコピーされていることに気付く。
それを知ったアマンダは激怒。なぜデータを残しておいたのかノーランを責める。
もくじに戻るアマンダは独占インタビューを受ける
ヴィクトリアがデータを持ってテレビ局にいると知ったアマンダはヴィクトリアのインタビューをやめさせ、代わりに独占インタビューを受ける。
アマンダはインタビューでヴィクトリアとの確執や復讐の代償について話す。
ヴィクトリアは9歳だったアマンダを精神科病院に閉じ込めて、父親のデヴィッドがテロリストだと洗脳。その後、アマンダはデヴィッドの日記で無実を知って、エミリー・ソーンになり復讐を計画。
しかし、復讐の代償は大きく、本物のエミリー・ソーンは船の爆発で死亡。復讐に巻き込まれた妹のシャーロットはクスリに溺れ、復讐の協力者で婚約者のエイダン・マシスはヴィクトリアに殺された。
アマンダは人に危害を加えたこともあるが、ヴィクトリアのように一線を越えたことはないと話す。
インタビューの最後にアマンダは、ヴィクトリアにすべてを終わらせる決断をするように訴えかける。
マルゴーはダニエルの名誉が回復されたことで満足し、エミリーに突き飛ばされたのはウソだったとヴィクトリアに告白する。
しかし、アマンダがヴィクトリアを非難するインタビューを見て、証拠を警察に提出するように言う。ヴィクトリアは世論をも味方につけたアマンダに勝ち目はないとあきらめていた。
アマンダに責められたノーランは落ち込んでいたが、ジャックに慰められる。ノーランはアマンダとともに成し遂げた証しとして、データを残していた。ジャックは何があってもノーランとアマンダは最高のコンビだと告げる。
ノーランは今こそ運命の相手 アマンダに会いに行くようジャックの背中を押す。
アマンダとデヴィッドは海辺の家で、犬のサミーとジャックと幸せだったことを思い出す。アマンダは今回のインタビューの結果、何がおこっても受け止めることを決める。
ビーチでは、アマンダ・クラークが生きていたという新聞記事を見て、何者かがアマンダの写真に赤い丸をつけていた。
もくじに戻る登場人物
- エミリー・ソーン
- 本名 アマンダ・クラーク 父親 デヴィッド・クラークの復讐をするためグレイソン家を攻撃。シャーロットは腹違いの妹。
- ノーラン・ロス
- エミリーを支える友達。父親のデヴィッドも友達だった。元IT会社のCEOで、テクノロジーを駆使してエミリーの復讐をサポート。
- デヴィッド・クラーク
- エミリーの父親。コンラッドにテロリストの汚名を着せられ、刑務所に。10年前に死んだと思われていた。シャーロットの父親でもある。
- ジャック・ポーター
- エミリーの幼馴染。警察官で、ストアウェイ・バーを経営していた。亡くなったアマンダとの子ども カールを育てるシングルファーザー。
- ベン・ハンター
- 警察官で、ジャックの相棒。
- ヴィクトリア・グレイソン
- コンラッドに協力し、デヴィッドをテロリストに仕立て上げた。デヴィッドとは愛人関係にあった。エミリーの一番の復讐のターゲット。シャーロットとダニエルの母親。
- シャーロット
- ヴィクトリアとデヴィッドの娘。
- ダニエル・グレイソン
- ヴィクトリアとコンラッドの息子。エミリーと結婚するが、離婚。
- ルイーズ・エリス
- ヴィクトリアと精神病院で同室に。退院してから、ヴィクトリアに近づこうと画策。
- マルゴー・ルマルシャル
- 「ルマルシャル・メディア」を父親 パスカルから継ぐ。ダニエルとは幼馴染。
感想
今回は過去のエピソードが満載でしたね。ノーランとジャックはずいぶん印象が違っていて、びっくり。以前 登場した人たちが続々と出てきて、いままでの復讐の総集編という感じでした。ということで今回出てきた主な過去の登場人物をまとめてみたいと思います。
- ビル・ハーモン(シーズン1第2話)
- アマンダ曰く、ウォール街のクズ。デヴィッドの友人だったが裏切り、偽証。アマンダの復讐で破滅させられた。
- トム・キングズリー(シーズン1第3話)
- デヴィッドが無実だと知っていながら有罪にした悪徳連邦検察官。その後、上院議員になっていたが アマンダの復讐で愛人がいることがバレて、破滅。
- リディア・デイヴィス
- 秘書でデヴィッドに不利な証言をした。コンラッドの愛人。ダニエルと結婚した夜にエミリーを撃った罪をきせられ、逃亡。
- パスカル・ルマルシャル
- マルゴーの父親でヴィクトリアの婚約者だった。アマンダは国家安全保障省の捜査官のふりをして脅し、パスカルにコンラッドの自白を引き出そうとさせた。しかし、コンラッドに殺されてしまう。
- 本当のエミリー・ソーン
- アマンダが名前を取り替えた相手。船 アマンダ号の爆発で亡くなる。
- エイダン・マシス
- 復讐に協力し、アマンダの婚約者だった。アマンダのせいでパスカルが死んだと思ったヴィクトリアに殺されてしまう。
アマンダと呼ぶべきかエミリーと呼ぶべきかドラマの中でも迷っていましたが、確かにややこしいです。ついエミリーと言いたくなってしまいます。
ノーランがパソコンにファイルを残していた理由が悲しかったですね。一緒に色々なことを成し遂げてきた大事な思い出をなかなか消せなかったなんて…。ノーランの深い孤独が見えた気がしました。ノーランにとっては、思い出のアルバムみたいなものだったのでしょうか…。
最後にアマンダの写真に赤い丸をつけていたのは一体誰なのでしょうか…。逃亡中のリディア?それとも別の人物?
もくじに戻るまめ知識
- 『モンテ・クリスト伯』
アレクサンドル・デュマが書いた小説。 無実の罪で投獄されたエドモン・ダンテスが脱獄後、富を手にし、モンテ・クリスト伯爵と名をかえて、自分を陥れた人々に復讐する物語。日本では『巌窟王』という題名としても知られている。
このドラマ『リベンジ』のベースにもなっている。
ドラマの中で流れていた曲
- インタビューを終えたアマンダとデヴィッドが昔を思い出していたときに流れていた曲
ノーラン watch
- ノーラン語録
- 気になったノーランのセリフをまとめてみました。
「記念すべき第一号。キングズリーの件から僕たちはチームになった」
"You never forget your first. Kingsly's when we became a team."-
「この4年間、ずっと思い込んでた。自分は大きな存在だって」
" It's like for four years, I thought that I was part of something bigger than myself." -
「僕はただのハッカー。エミリー・ソーンを存在させるソフトウェアを提供するだけ。もう用済みだ」
"That I'm just a hacker who provided the software that ran Emily Thorne. Now that Emily's gone I'm obsolete."