『エクソシスト』シーズン1第2話「悪魔を語れば」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『エクソシスト』シーズン1第2話「悪魔を語れば」
  • The Exorcist Season1 Episode2 "Lupus in Fabula"

※ネタバレしています。

あらすじと感想

トマス神父は正式な手順を踏んで、ケイシーの悪魔祓いの許可を申請する。しかし、補佐司教は精神科医に診せたほうがいいと反対。

早く何とかしたいアンジェラは聖水を飲み水に混ぜて、ケイシーに飲ませる。 ケイシーは緑のゲロとムカデを吐き、自分がおかしいことに気付く。

追い出されそうになったマーカス神父はエクソシストになった自分の生い立ちを話し、トマス神父と聖書の言葉を唱和する。

ケイシーの前に現れたホームレスの男とその仲間は住民たちを殺し、臓器を回収していた。 マーカス神父はそのニュースを見て、悪霊と関係があるのではと感じる。 そして、窓から教皇の後ろ姿を描いた「彼がやって来る」と書かれた看板を見つめる。

『エクソシスト』シーズン1第1話「我が叫びを」前回のあらすじと感想はこちら≫

ケイシーのまわりで不気味なことが起こる

悪魔に取り憑かれたケイシー。超能力でも使えるのか、ラクロスの試合で必要以上にぶつかってくる相手チームのメンバーの脚を凝視して、骨折させてしまうのでした。 さらに、ジェンガを倒さずにプレイ。ジェンガの穴からのぞく目が怖い…。

そんなケイシーの前にはスーツを着たセールスマン姿の男が。ラクロスの試合にも来ていたこのおじさん。他の人には見えていないようです。 ケイシーの相談に乗る謎の男。このおじさんがケイシーに取り憑いている悪霊なのでしょうか?

ケイシーの体を触りまくって、「ピチピチだ」と変態おやじみたいなコメントをする悪霊…。

今回は怖いというより、気持ち悪いものが多く登場。 巨大なムカデがベッドにうじゃうじゃ…。ケイシーは緑色のゲロを吐き、さらに、喉から長~い巨大ムカデを引きずり出すことに。ムカデは何かの象徴?

聖水は効いていないと思いきや、少しは効果があったようです。 緑色のゲロを吐くのは、映画『エクソシスト』へのオマージュだそう。

マーカス神父がエクソシストになった経緯

マーカス神父の生い立ちも明らかに。 7歳で父親が母親を殺害。その後、施設に送られ、教会に5ポンドで売られることに。 ショーン神父がマーカスをエクソシストとして育てたようです。

壮絶な人生を語るマーカス神父。 悪霊と対峙したときに、恐怖ではなく役目があることに安堵したことからも、どれだけ大変な思いをしてきたのかわかりますね。

聖書には書き込みがびっしり。 消えていた1週間にシカゴ観光を楽しんだと話すマーカス神父。 シカゴの豆のオブジェは有名ですね。

ちゃっかりトマス神父の家に侵入し、部屋を漁って、トマス神父のことを調べ上げました。 トマス神父はニコラス・ケイジのファンだと判明。

そして、手紙の相手 ジェシカとは大学時代に英語とスペイン語を教えあった仲。 恋人同士だったようですが、ジェシカは別の男性と結婚。 2人ともまだお互いに気持ちが残っているようです。

それが、悪霊につけこまれる弱点になるとマーカス神父は指摘。 悪霊には何でもお見通しになってしまうのが、おそろしい。

マーカス神父は力を失っていた

マーカス神父はホームレスへの炊き出しで、ケイシーに触らせろと言ってきた男を監視。 この男、第1話でも教会の外に立っていましたね。よく考えたら、触らせろと言うなんて、ただの変態のセクハラにしか見えない…。

タッタソール造園のトラックに乗り込んだホームレスの男。 マーカス神父がその男のテントを探っていると、女が! この女も悪霊に取り憑かれていました。

ガブリエルの悪魔祓い失敗以前はマーカス神父をおそれていたと話す悪霊。 マーカス神父は悪霊界でも有名なエクソシストだったようですね。かなり強かった模様。 しかし、今は力を失い、悪魔祓いできず…。

えっ…、マーカス神父が悪魔祓いして、助けてくれると思ったら、まさかの力を失っていた!!

「悪魔付きには段階があるんだ。今、悪霊は隠れて様子をうかがっている。力を蓄えつつ牙をむくときを待ってるんだ。現れたら俺が倒してやる。」 ってかっこいいこと言ってたのに…。

なぜマーカス神父は力を失ってしまったのでしょうか?  信仰心は篤いままなのに…。

至福直観(Beatific Vision)という聞きなれない宗教用語が登場。マーカス神父が経験した至福直観とは神と一つになって、神の顔を拝むことを意味するそうです。 マーカス神父は力を取り戻せるのでしょうか?

住民が殺され、臓器を持ち去られる

タッタソール造園のトラックに乗ったホームレスの男とその仲間は住民を殺害、臓器を持ち去っていました。 ヘッドホンをして自転車を漕いでいた少年も犠牲に…。

1家族だけかと思ったら、近所中の人から臓器を回収していました!  臓器は何かの儀式に使うのでしょうか…。

それにしても、悪霊仲間は大勢いるようですね。 何か大きな計画でも企んでいる?

シカゴには教皇聖下がやってくる予定。 悪魔の狙いはローマ教皇にあるのでしょうか?

「彼がやって来る」という教皇のポスターが意味深。 このエピソードで「悪魔を語れば、悪魔がやって来る」と繰り返し言われていたフレーズを思い出しますね。 「彼がやって来る」の「彼」は教皇ではなく、悪魔に思えてしまう…。

トマス神父の家にちゃっかり居候しているマーカス神父。 悪霊との戦いはどうなるのか楽しみですね。

ところで、悪魔と悪霊とは違うものなのか調べてみると、悪魔は力や影響力が強い親玉、悪霊はその手下という区別があるようです。 なんとなく同じものだと思っていましたが、厳密には違うようですよ。

ホームレスの男が特別だと言っていたところをみると、ケイシーに取り憑いたのは、悪魔っぽいですね。

タイトルの"Lupus in Fabula"はラテン語で「噂をすれば影」という ことわざだそう。

『エクソシスト』の登場人物・キャスト

『エクソシスト』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Chum - EARL SWEATSHIRT
  • Why You Do Me Wrong - THE DAYLIGHTERS

気になったセリフをPick Up

「私は銃で、教会はそれを握る手。 聖書は真実だった。」

"I was the gun, and the Church was the hand, and the words... were true."

マーカス神父のセリフ

エクソシストになることが使命だと感じたマーカス神父のセリフ。力を失ってしまったマーカス神父が力を取り戻すことはできるのでしょうか? 

『エクソシスト』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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