- 『殺人を無罪にする方法』シーズン2第15話 「ハプストール事件の結末」
- How to Get Away with Murder Season2 Episode15 "Anna Mae"
あらすじ
アナリーズには逮捕状が
アナリーズが消え、学生たちはパニックに。二日酔いのローレルはフランクがライラを殺したと話してしまったとフランクに話す。 オリバーがカード情報をハッキングし、アナリーズは実家のあるメンフィスにいることが判明。
久しぶりに帰宅したアナリーズは親戚中が集まり、大歓迎される。アナリーズは母親のオフィーリアが持って行ったサムのスーツをきょうだいのセロニアスが着ていることに気付く。
母親が料理するのを手伝っているとアナリーズの父親のマックが現れる。アナリーズは父親に話しかけられても無視し、立ち去る。
ネイトはアナリーズに逮捕状が出るとフランクやボニーに知らせる。
アナリーズの父親は過去に家を出て、家族を捨てていた。しかし、アナリーズが撃たれたと知り、様子を聞きに来るうちに母親のオフィーリアとよりを戻したという。ネイトから電話がかかってくるが、母親は電話を隠してしまう。
ウェスはローレルに自分の父親がウォレス・マホーニーだと聞かされたと話す。信じていないウェスは事実を確かめようと考えていたが、アナリーズが戻るまでは何もしないでとローレルに頼まれる。ウェスとローレルの親密な様子を見たフランク。
ローレルはウェスとはキスしただけだと釈明し、ウェスの父親が以前の依頼人ウォレス・マホーニーだと話す。知らなかったフランクは動揺する。
もくじに戻るネイトが実家に来る
アナリーズの実家にネイトが訪ねてくる。ネイトはアナリーズに逮捕状が出されていることを知らせる。母親のオフィーリアは強引にネイトを食事に誘う。
アナリーズの父親は自分たちの子どものアナリーズやセレスティン、セロニアスは孫を見せてくれないと話す。逃げた父親が子育ては重労働だと言うのを聞き、アナリーズは父親を非難する。セレスティンは気まずくなった空気を変えようと音楽を流し、パーティータイムに。母親のオフィーリアはそんな風だから子どもに恵まれなかったとのだとアナリーズに言う。
アナリーズは母親に子どもはできたが死んだと伝える。アナリーズはつらすぎて、撃たれたかったと告白。母親は1人で頑張りすぎるから、そんなことを考えてしまうのだと言う。
母親は真夜中にアナリーズを起こし、亡くなった赤ちゃんに手紙を書いて埋め、天国に送り出す儀式をする。赤ちゃんの名前はサムだった。
アッシャーとミカエラは関係を持ったことはなかったことにしようと話すが、また関係を持ちそうになる。しかし、ミカエラが理性を持ちましょうよと言い、やめる。
もくじに戻るケイレブが密告者だった
オリバーが警察にハッキングし、アナリーズの逮捕状を調べると黒塗りになっていた。それは誰かが密告をしたからだった。学生たちはこの中の誰かが密告したかもしれないと思い、疑心暗鬼になる。
オリバーは警察署内の監視映像をハッキングし、アナリーズの逮捕状が出された時間帯にデンバー検事補と会っていた密告者を探し出す。
アナリーズの父親は隠されていたスマホを渡し、アナリーズに謝りにくるが、また逃げるのだろうとアナリーズは相手にしない。
スマホを充電するとたくさんの留守電が。ミカエラからの電話に出ると、密告者はケイレブだったという。 アナリーズは帰ったネイトに力を貸してほしいと連絡する。
メンフィスから戻ったアナリーズはデンバー検事補のもとへ。アナリーズの罪状は司法妨害と訴追妨害。ケイレブを操って、キャサリンに自白させ、ミカエラにケイレブと関係を持たせたと追及される。
しかし、アナリーズは笑って見せ、病的なウソつきのケイレブを信じて、自分を訴追しようとするのはおかしいと言う。そして、ケイレブが連続殺人犯だと明かす。
アナリーズがウェスの部屋で襲われたとき、フィリップは犯人はケイレブだと訴えていた。ヘレナ・ハプストールの殺害時にケイレブは走りに出ていた。そのときにケイレブがつけていた活動量計にはヘレナの遺体発見現場にいたことが記録されていた。フィリップはハッキングでこのことを突き止め、データをアナリーズに渡す。
そして、ネイトは刑務所にいるキャサリンと面会。フィリップと電話で話をさせ、フィリップはキャサリンにすべてを話せと説得する。キャサリンは毎晩ケイレブと一緒に寝て、抱き合ったり、キスをしたりしていたが、両親が殺された夜は兄は部屋にいなかったと証言する。
ケイレブは両親の遺産を独り占めするために、犯行をおこなったとアナリーズは説明する。デンバー検事補は納得しないが、フィリップが出頭。
ニュースではフィリップが出頭し、ケイレブが第一容疑者になったと報道される。ケイレブはバスタブで手首を切り、自殺していた。
コナーにはスタンフォードから合格メールが届いていた。しかし、オリバーはコナーのフリをして、転入を辞退すると電話し、メールも削除してしまう。
もくじに戻る10年前
10年前、リサにホテルの部屋に誘われたフランク。楽しもうとしているとリサはバッグに入った大金を見せる。リサはフランクがアナリーズの助手だと知っていて、人生を変えてみないかと言う。1人になったフランクは迷っていた。
翌朝、アナリーズにサムに拾われてきたフランクを情けで雇っている。不満なら、貧しい白人のままでいなさいと言い捨てられ、フランクはアナリーズのホテルの部屋に盗聴器を仕掛ける。フランクはリサに盗聴器を仕掛けたと報告。リサはフランクにバッグに入った大金を渡す。
盗聴器でアナリーズがマホーニーによってローズが証言を強要されていたことを警察で証言すると知ったリサはウォレスに報告。ウォレスは始末しろと指示を出し、アナリーズは事故に遭う。
フランクは病院に駆けつけ、アナリーズは無事だが、赤ちゃんが亡くなったことをサムから聞かされる。フランクは自分のせいだと言い、審理無効にしたいと言われて部屋に盗聴器を仕掛けたことをサムに打ち明ける。
フランクはアナリーズにマホーニーの仕業だと話そうとするが、サムは阻止。アナリーズが偶然の事故ではないと知ったら、自分を許さないと口止めする。 サムはこのフランクへの貸しを理由にフランクを脅し、ライラ殺しを指示していた。
もくじに戻るウォレスは狙撃される
ボニーは自宅に戻ったアナリーズにフランクがサムに脅されていたことを話す。アナリーズ自身のせいで息子を亡くしたと思いこませていたサムとフランク両方悪いと言い、フランクには消えてもらうと口にする。
ローレルがフランクの部屋へ行くと、クローゼットが空になっていた。
ウェスはニューヨークにいるウォレス・マホーニーに会いに行く。路上で「あなたの息子です」と話していると、ウォレスは頭を狙撃され、ウェスの目の前で死んでしまう。
もくじに戻る登場人物
『殺人を無罪にする方法』シーズン2 登場人物の紹介はこちら≫
もくじに戻るドラマの中で流れた曲
- I'll Be There - FRANCIENE THOMAS
- Chevrotain - DAWN GOLDEN
- Back to the Start - DIGITAL DAGGERS
- Too Bright - PERFUME GENIUS
感想
サムが言っていたフランクへの「貸し」が明らかに。 フランクはリサからもらった大金を10年間ほとんど使わずに持っていたようですね。
もう何が真実で何がウソなのか混乱。なんとケイレブが連続殺人犯でした。ミカエラはやっぱり男運が悪い。
アナリーズの部下になりたがっているオリバーは、スタンフォード行きを勝手に断ってしまう。もし、オリバーが真実を知ったら異常な泥沼から抜け出すチャンスをつぶしてしまったことを後悔しそう…。
フランクは消え、ウェスの父親と思われるウォレス・マホーニーは狙撃されちゃうし、もしかして復讐としてアナリーズがフランクにやらせたのかと推測してしまいますが、どうなんでしょう。
目の前で、母親も父親も死ぬところ見るなんて、ウェスが気の毒に…。
続きが気になるところで終わったシーズン2。シーズン3が早く見たいですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「撃たれたかったの。つらすぎると思うことない?」"I wanted to get shot. Don't you ever feel like it's all too hard?."
母親に言ったアナリーズのセリフ。仕事では強気のアナリーズですが、私生活では繊細な一面が。シーズン3はどんな展開になるのか楽しみですね。